業務内容


1,概要設計の作成

ただ、図面を書くだけが設計士の仕事ではありません。あなたの家作りのプラン、どのような家にしたいか、夢を基に、先ず、概要設計を作成させていただきます。このプランを基にお客様と十分な時間を掛け、ご納得頂くプランに仕上げてまいります

,設計の進め方

計画敷地の実測 (家を建て各種法規制の調査、敷地を綿密に調査・実測します)

3,敷地の有効活用

   家を建てるために最大限有効活用できる方法を綿密に調査・チェックします。

4,プランの確認

   あなたのプラン(規模・機能・資金など)を詳細に伺い、整理します。

5,プランの作成

   あなたのプランに従い、建物の高さ・天井の高さ・間取りやなどを図面に起こします

6,詳細な図面の作成

まとめたプランを完成させるための資材(材質・サイズ・数量・スペック)などを全てリストアップします。一般的な木造住宅で30~50ページ程度の図面になります。詳細な図面で、しっかりとした家が建つよう施工業者に橋渡しをするのが設計士の役目です。しっかりとした図面により、追加工事や不明瞭なコストを抑え、工事中や完成後のトラブルを回避するのです。

   

7,施工監理とは

設計士という専門的立場で、あなたの代理人として建築工事が設計図書に指示してあるとおりに行われているかを監視・検査します。施工業者と利害関係の無い、あなたの代理人である設計士が、手抜き工事や欠陥住宅を未然に防止し、設計図書に盛り込まれたあなたの意図や要望が適正に建物に反映されているか監視するのです。設計・監理費用とはあなたのプランを基に実際に生活する場を構想・具現化して家を建てることの全般をマネージメントする業務です。綿密な調査を経て、企画設計・基本設計・詳細設計・工事監理など、しっかりとした家を建てるために様々な労力を必要とします。設計料はサービス」という業者がたまにありますが、家を建てるための基本的かつ重要な設計(工事に関するコストなど)という作業をサービスにする・・・・ 設計士の仕事は、薄利多売はできません。妥当な報酬は施工業者との関係に独立性を保ち、あなたの代理人として公平な立場を保持するためにも必要なのです。

8,ハウスメーカとの比較

ハウスメーカーでは、原則的にそのメーカーに蓄積されているモデルやデータがあるので、”自由設計”と謳っているものであっても、所詮はパーツの組み合わせでしかありません。とりあえず手短に家がほしい、という方には最適です。建築家に設計を依頼すると、やはりハウスメーカーで作るよりは完成までに時間や手間暇がかかります。でも、私達は、その時間や手間暇を施主さんにも楽しんでいただきたいと考えています。めんどくさい、でも出来上がったものはきっと、ハウスメーカーの家よりずっと愛着が湧くはずです。家を建てるのには、本当に莫大な費用がかかります。一生のうち、何度も家を建てる機会に出会う人などは少なく、ほとんどの方が長年大切に貯めてきたお金を使い、また建てた後も何十年ものローンを組むなど、一生に一度の大イベントであるはずです。せっかくそんなものすごいイベントなのですから、家づくりを楽しみ、自分達だけの大切な家を建ててみようと考えてくださる方がもっともっと増えればいいと、私達は願っています。建築家は、あなたの抱いている家へのイメージやアイディアを、実現するための技を持っています。プロとして、蓄積された経験や、その建築家ならではのセンスによって家をデザインし、そのために何十枚もの図面を作成します。これは、ハウスメーカーなどの規格型住宅の場合にはほとんど簡略化されているものです。建売住宅などは、2,3枚の図面だけで造られているものがほとんどです。建築家のつくる家は、一軒一軒オーダーメイド。大切に、つくられます。